登別温泉 — 北海道最大の「温泉のデパート」

北海道・9種類の泉質が湧き出す地獄谷の温泉地

登別温泉の魅力

登別温泉は北海道胆振管内登別市に位置し、北海道最大かつ日本有数の温泉地として全国的な知名度を誇ります。その名の由来はアイヌ語の「ヌプルペッ(色の濃い川・濁った川)」に由来しており、温泉が川に流れ込む様子をアイヌの人々が表現した言葉が地名として受け継がれました。温泉街のすぐそばに広がる「地獄谷」は、直径約450メートルの爆裂火口跡であり、今もなお至る所から熱湯と蒸気が噴き出す荒々しい光景は北海道屈指の観光名所として多くの旅行者を惹きつけています。 登別温泉の最大の特徴は、1か所でありながら硫黄泉・食塩泉・酸性泉・鉄泉・硫酸塩泉・明礬泉・重曹泉・ラジウム泉・炭酸泉という9種類もの泉質の温泉が湧出することです。このことから「温泉のデパート」という愛称が定着しており、異なる泉質を同じ温泉地で体験できる稀有な場所として温泉愛好家の間で高い評価を受けています。1日あたりの湧出量は約1万トンにも達し、温泉地全体を豊富な源泉が潤しています。 歴史的には、1858年(安政5年)に温泉宿が開設されたことが近代的な温泉地としての始まりとされています。明治以降は北海道開拓の拠点となった函館との交通路が整備されるにつれて知名度が高まり、現在では年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れる一大観光地となっています。特にアジア圏からの旅行者に人気が高く、国際的な温泉リゾートとしての側面も持ちます。 温泉街の周辺には地獄谷のほか、硫黄が沈殿して形成された「大湯沼」や「奥の湯」といった見どころが点在しています。大湯沼は周囲約1キロメートル、水温は表面でも約40〜50度、沼底では約130度という熱水が湧き出す沼で、煮えたぎる様子はまさに地獄の趣があります。また、登別温泉近くにある「のぼりべつクマ牧場」は北海道在来のヒグマを間近で観察できる施設として家族連れに人気があり、温泉観光と組み合わせるモデルコースとして定着しています。 温泉街は大型の温泉旅館が立ち並ぶ一方、地元の人々も利用する日帰り温泉施設もあり、多様な旅行スタイルに対応しています。北海道新幹線の開業により函館駅へのアクセスが向上したことで、東京・仙台方面からの旅行者も以前より訪れやすくなりました。海鮮料理やジンギスカン、白老牛など北海道ならではのグルメと温泉を組み合わせた旅行が人気を集めています。

泉質ガイド

硫黄泉

含硫黄-ナトリウム-塩化物泉

登別温泉を代表する泉質で、地獄谷から豊富に湧出する。特有の硫黄臭(卵の腐ったような香り)が漂い、入浴後は肌がすべすべになると評判が高い。湯花(白い沈殿物)が浮かぶことがあり、本物の硫黄泉を実感できる。血管拡張作用があり、末梢循環の改善や皮膚病への効果が期待される。

慢性皮膚病(湿疹・アトピー)末梢循環障害高血圧症動脈硬化症慢性気管支炎

塩化物泉(食塩泉)

ナトリウム-塩化物泉

ナトリウムを豊富に含む塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、入浴後に体が芯まで温まり湯冷めしにくいのが特徴。浸透圧の高さから皮膚に膜を形成し、保温・保湿効果が持続する。冷え性や疲労回復への効果が高く、北海道の寒冷な気候との相性が良い泉質として知られる。

冷え性・末梢循環障害慢性婦人科疾患皮膚の乾燥・荒れ切り傷・やけど疲労回復・健康増進

酸性泉

酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉

草津温泉の強酸性泉と並んで知られる酸性泉が登別でも湧出する。殺菌力が高く、皮膚病や糖尿病への効果が期待される。酸性が強いため皮膚への刺激もあり、敏感肌の方は短時間の入浴から始めることが望ましい。入浴後は清水でかけ湯を行うと肌への刺激を和らげることができる。

慢性皮膚病糖尿病アトピー性皮膚炎神経痛・筋肉痛疲労回復

鉄泉

含鉄-ナトリウム-塩化物泉

鉄分を多く含む泉質で、湯が空気に触れると酸化して茶褐色に変化するのが特徴的。飲用できる施設では鉄分補給による貧血改善効果も期待される。日本国内でも鉄泉が豊富に湧出する温泉地は限られており、登別での体験は希少価値が高い。浴槽が茶色く着色されることがあるが、これは泉質の証といえる。

貧血慢性消化器病疲労回復更年期障害

硫酸塩泉

カルシウム-硫酸塩泉

「傷の湯」「中風の湯」とも呼ばれる硫酸塩泉は、カルシウムを多く含み入浴後の肌がさらさらとした感触になるのが特徴。動脈硬化や脳卒中後のリハビリに効果があるとされ、かつては湯治目的での長期滞在客も多かった。現在も各旅館で源泉を引いており、異なる泉質との組み合わせで複数の効能を楽しめる。

動脈硬化症・高血圧脳卒中後のリハビリ慢性消化器病糖尿病美肌・肌荒れ改善

アクセス情報

登別温泉へのアクセスは、北海道新幹線を利用する場合、東京駅から新函館北斗駅まで「はやぶさ」で約4時間が目安です(最速列車)。新函館北斗駅で特急「北斗」に乗り換え、登別駅まで約1時間50分〜2時間かかります。登別駅からは北海道中央バス「登別温泉線」が運行しており、バスターミナルまで約15分で到着します。バスは1〜2時間に1本程度の運行のため、乗り継ぎ時間を事前に確認しておくと良いでしょう。 新千歳空港からの場合は、JR千歳線・室蘭本線を利用して登別駅まで特急で約60分が目安です。東京・大阪など国内主要都市からの空路アクセスを考えると、新千歳空港経由が最も移動時間が短くなる場合が多いです。空港からの直行バスも運行されており、新千歳空港バスターミナルから登別温泉バスターミナルまで約1時間15分の直通バスが利用できます(要事前確認)。 車の場合、札幌中心部から道央自動車道を利用して登別東インターチェンジまで約1時間30分、そこから温泉街まで約10分です。新千歳空港からは約1時間が目安となります。温泉街には各旅館が駐車場を持っているほか、公共の駐車場も整備されています。冬季は積雪・路面凍結があるため、スタッドレスタイヤまたはチェーンの装着が必須です。

登別温泉への新幹線パックを探す

新幹線とホテルのセットでお得に登別温泉旅行。温泉宿を予約しよう。

JTBで新幹線パックを見る

おすすめ温泉施設

1
ホテル

第一滝本館

登別温泉を代表する大型温泉ホテルで、35種類・24の浴槽を持つ「温泉王国」と称される浴場施設が最大の魅力。地下から直接引き込んだ7種類の源泉を使用しており、硫黄泉・食塩泉・明礬泉など複数の泉質を1か所で体験できる。ガラス張りの明るい大浴場から露天風呂まで、浴場面積は日本最大級を誇る規模を持つ。収容人数1,000名超の大型施設だが、浴場の広さから混雑感が少なく過ごしやすいと評判が高い。宿泊客はチェックイン前後も温泉を利用できる柔軟なサービスも好評。

泉質硫黄泉・食塩泉・明礬泉・鉄泉(7種類の源泉)
料金目安1泊2食付き 15,000円〜40,000円程度(時期・プランにより変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約5分
営業時間チェックイン15:00、チェックアウト10:00(日帰り入浴は要確認)
住所北海道登別市登別温泉町55
効能:疲労回復神経痛皮膚病冷え性健康増進
35種・24浴槽の大規模温泉施設7種類の源泉を直接引き込み日本最大級の浴場面積日帰り入浴プランあり1,000名超の大型施設

日帰り入浴は混雑のピーク時間帯(12〜14時)を避け、午前中か夕方に訪問すると比較的ゆっくり入浴できる。浴場が広いため、入場時に浴槽マップを受け取ると回りやすい。

2
ホテル

登別グランドホテル

登別温泉街の中心部に位置し、温泉と北海道料理を両立した本格的な温泉ホテル。地獄谷源泉から引いた硫黄泉と食塩泉の2種類の湯を提供しており、内湯・露天風呂ともに源泉かけ流しを体験できる。全室から温泉街か地獄谷方向の景観を楽しめる設計で、北海道の四季折々の自然を客室から眺めながらの滞在が魅力。夕食では北海道産の海鮮をはじめとした旬の食材を使った会席料理が提供され、地元の食文化を楽しめる。

泉質硫黄泉・ナトリウム塩化物泉(かけ流し)
料金目安1泊2食付き 18,000円〜38,000円程度(時期により変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約3分
住所北海道登別市登別温泉町154
効能:皮膚病疲労回復冷え性改善神経痛
地獄谷源泉かけ流し硫黄泉・食塩泉の2種類の泉質露天風呂完備北海道海鮮会席料理地獄谷方向の景観客室

露天風呂は夜間もライトアップされており、星空を見ながらの入浴が楽しめる。夏は虫除けスプレーを持参すると快適に過ごせる。

3
ホテル

登別温泉 まほろば

登別温泉の大型旅館の中でも規模が大きく、和室・和洋室・洋室など多彩な客室タイプを揃える総合温泉旅館。登別温泉の代表的な泉質である硫黄泉と食塩泉を源泉かけ流しで楽しめる大浴場は天井が高く開放感があり、複数の浴槽を渡り歩く楽しみがある。夕食のバイキングは北海道の海鮮・ジンギスカン・スイーツが充実しており、家族連れやグループ旅行に対応しやすい食事スタイルが好評。館内に土産店・娯楽施設も整備されており、雨天でも館内で過ごせる体制が整っている。

泉質硫黄泉・食塩泉(源泉かけ流し)
料金目安1泊2食付き 14,000円〜32,000円程度(時期・客室タイプにより変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約5分
住所北海道登別市登別温泉町199
効能:疲労回復皮膚病冷え性神経痛筋肉痛
多彩な客室タイプ北海道食材バイキング夕食源泉かけ流し大浴場館内に土産店・娯楽施設ファミリー・グループ旅行に最適

夕食バイキングはカニ・ホタテ・ウニなど北海道海鮮の種類が多い時期(10〜2月頃)に訪問すると食事の満足度が高まる。

4
日帰り温泉

夢元さぎり湯

地元の人々が日常的に利用する登別温泉の公共日帰り温泉施設で、旅館と比べて手頃な料金で本物の登別温泉を体験できる点が魅力。硫黄泉を引いており、白濁した湯と硫黄の香りが本格的な温泉気分を演出する。設備はシンプルながら清潔感があり、観光客と地元の方が気さくに言葉を交わす雰囲気が下町的なぬくもりを感じさせる。温泉街の中心にあるため、他のスポットとの組み合わせで気軽に立ち寄れる便利な立地でもある。

泉質硫黄泉(含硫黄-ナトリウム-塩化物泉)
料金目安大人420円程度
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約3分
営業時間7:00〜21:00(最終受付20:30)、第三水曜定休
住所北海道登別市登別温泉町162
効能:疲労回復皮膚病神経痛筋肉痛
地元民も通う公共日帰り温泉手頃な料金で本格硫黄泉温泉街中心の好立地清潔感のあるシンプルな施設地元の温泉文化に触れられる

シャンプー・石鹸は持参するか施設で購入可能。早朝・夕方は地元の方の利用が多く、温泉街の雰囲気をより身近に感じることができる。

5
ホテル

登別万世閣

長年にわたって温泉旅行者に親しまれてきた登別温泉の老舗温泉ホテル。地下から自家源泉を引いた硫黄泉と食塩泉を贅沢に使用した浴場は、内湯・露天風呂ともに広々とした空間で複数の湯船を備える。北海道産の食材を生かした和食会席と北海道グルメバイキングの2種類の食事プランを選べる柔軟な対応も好評で、旅行スタイルに合わせた滞在が可能。夫婦・カップルから家族連れまで幅広い層に対応した客室構成と、大型施設ながら細やかなサービスが両立していると評価されている。

泉質硫黄泉・食塩泉(自家源泉)
料金目安1泊2食付き 16,000円〜35,000円程度(時期・プランにより変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約5分
住所北海道登別市登別温泉町21
効能:疲労回復神経痛冷え性皮膚病健康増進
自家源泉の硫黄泉・食塩泉和食会席・グルメバイキングの選択制内湯・露天風呂完備幅広い客室タイプ老舗旅館の安定した品質

食事プランを和食会席にすると個室食事処でゆったりと食事できる。グループや家族旅行ではバイキングプランの方が満足度が高いケースが多い。

6
温泉旅館

花鐘亭はなや

大型ホテルが立ち並ぶ登別温泉の中で、客室数を絞って落ち着いた雰囲気を追求する温泉旅館。全室に源泉かけ流しの内湯を備えた客室タイプもあり、プライベートな空間で登別の硫黄泉を24時間好きなときに楽しめる。客室数が少ないため館内が静かで、ゆっくりと温泉に浸かりながら旅の疲れを癒したい旅行者に向いている。料理は北海道産の旬の食材を使った懐石料理で、丁寧に仕込まれた料理と器のセンスが評判。記念日旅行や夫婦の隠れ家的な滞在先として選ばれることが多い旅館。

泉質硫黄泉(源泉かけ流し)
料金目安1泊2食付き 25,000円〜55,000円程度(時期・客室タイプにより変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約7分
住所北海道登別市登別温泉町29
効能:疲労回復皮膚病美肌神経痛
客室内温泉付きタイプあり源泉かけ流しの硫黄泉少室数によるプライベート感北海道産食材の懐石料理記念日・カップル旅行に最適

人気の客室内温泉付き客室は早期に予約が埋まるため、旅行日程が固まったら速やかに予約を確保することを強くおすすめする。

7
温泉旅館

滝乃家

登別温泉に数ある旅館の中で、伝統的な日本旅館としての格式と北海道ならではのもてなしを両立させていることで知られる。木造の落ち着いた外観と、緑に囲まれた露天風呂が特徴で、温泉地の喧騒から少し離れた静寂の中で湯浴みを楽しめる。地下から引いた硫黄泉は白濁した湯色が美しく、硫黄の香りがしっかりと漂う本格的な温泉。夕食には登別近海の海産物を中心とした北海道らしい食材が並び、素材の味を生かした料理が好評。連泊しても飽きないよう、日替わりで食事の内容が変わる工夫もされている。

泉質含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(白濁硫黄泉)
料金目安1泊2食付き 20,000円〜42,000円程度(時期により変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約10分
住所北海道登別市登別温泉町162付近
効能:疲労回復皮膚病神経痛筋肉痛
木造の伝統的な日本旅館緑に囲まれた露天風呂白濁した本格硫黄泉北海道海産物中心の夕食連泊対応の日替わり食事

露天風呂は早朝が最も静かで、野鳥の声を聞きながら入浴できる。登別温泉は標高が高めなため朝晩は冷え込むことがあり、露天風呂の後は体をしっかり温めてから客室に戻ること。

8
ホテル

登別石水亭

登別温泉の温泉旅館の中でも高い評価を受ける温泉ホテルで、バリアフリー設備が充実しているため高齢者や体が不自由な方でも安心して利用できる施設として知られる。複数の源泉から引いた硫黄泉・食塩泉を内湯・露天風呂で楽しめるほか、貸切風呂も用意されており少人数での利用にも対応している。館内は木の温もりを生かした和モダンな内装で、温泉旅館らしい落ち着いた雰囲気を保ちながらも現代的な快適性を備えている。食事は北海道の旬の食材を使った会席料理で、季節ごとにメニューが変わる点も連泊での楽しみとなっている。

泉質硫黄泉・食塩泉(複数源泉)
料金目安1泊2食付き 17,000円〜36,000円程度(時期・客室タイプにより変動)
アクセス登別温泉バスターミナルから徒歩約8分
住所北海道登別市登別温泉町203
効能:疲労回復冷え性皮膚病神経痛健康増進
バリアフリー設備充実貸切風呂あり和モダンな内装季節替わりの会席料理硫黄泉・食塩泉の複数泉質

貸切風呂は数が限られているため、到着後すぐに希望時間を予約すると確保しやすい。バリアフリー客室の予約は早い段階で埋まるため、体の不自由な方は早めに問い合わせることを推奨する。

1泊2日モデルプラン

1日目 13:00

登別駅到着・バスで温泉街へ

特急「北斗」で登別駅に到着後、北海道中央バスで約15分の登別温泉バスターミナルへ。荷物を宿に預けるか、チェックインを済ませて観光の準備を整える。温泉街は各旅館が隣接して建ち並ぶコンパクトなエリアで、徒歩で主要スポットを回れる。

1日目 14:00

地獄谷散策

登別温泉のシンボルである地獄谷を見学。直径約450メートルの爆裂火口跡から熱湯と蒸気が絶えず噴き出す光景は圧巻で、遊歩道が整備されているため間近で観察できる。白い噴気と荒れた大地のコントラストは北海道ならではのダイナミックな景観。所要時間は30〜45分程度。

1日目 15:00

大湯沼・奥の湯見学

地獄谷から遊歩道を歩いて大湯沼へ。周囲約1キロメートルの沼の底から約130度の熱水が湧き出し、表面でも40〜50度の湯温を保つ。硫黄臭の立ち込める沼の景観は迫力満点で、展望台から全体を俯瞰するのがおすすめ。奥の湯も合わせて見学し、足湯を楽しむことができる施設もある。

1日目 17:00

温泉旅館でチェックイン・夕食前の入浴

旅館にチェックインし、夕食前に大浴場へ。登別の大型旅館は内湯・露天風呂のほか、異なる泉質の湯船を複数備えている施設が多く、1度の訪問で複数の泉質を体験できるのが魅力。硫黄泉と食塩泉を比べながら入浴すると、泉質の違いを実感できる。

1日目 19:00

夕食(北海道グルメ)

旅館の夕食では北海道産の海鮮・白老牛・ジンギスカンなど道内の食材をふんだんに使った料理を楽しむ。バイキング形式の大型旅館から懐石料理の老舗旅館まで食のスタイルも多彩。食後は温泉街を散策し、夜の地獄谷ライトアップを見学するのもおすすめ。

2日目 08:00

朝風呂・朝食

早朝の温泉は観光客が少なくゆったりと入浴できる。北海道の朝食は乳製品・海産物・農産物が豊富で、旅館の朝食バイキングは品数も多く食べ応えがある。チェックアウト前に宿の温泉をもう一度楽しんでおきたい。

2日目 10:00

のぼりべつクマ牧場

温泉街近くのロープウェイでアクセスできる「のぼりべつクマ牧場」では、北海道在来のヒグマを間近で観察できる。ヒグマの生態展示や餌やり体験が人気で、子供から大人まで楽しめるスポット。山頂展望台からは登別周辺の山並みと太平洋の眺望も楽しめる。所要時間は1〜2時間。

2日目 12:00

日和山展望台・帰路

地獄谷を見下ろす日和山展望台から温泉地全体を俯瞰し、登別温泉の全景を目に焼き付ける。温泉街でお土産を購入後、登別温泉バスターミナルから登別駅へ戻り帰路に就く。お土産には登別の地獄谷をテーマにした菓子や、北海道名産の食品が人気。

四季の楽しみ方

春 (3〜5月)

4月下旬から5月にかけて雪解けが進み、周辺の山々に新緑が広がる。ゴールデンウィーク期間は観光客が増えるため、旅館の予約は早めに確保することを推奨する。雪が残るエリアもあるため歩きやすい靴が必要で、朝晩はまだ気温が低いので防寒着を用意しておきたい。

夏 (6〜8月)

7月から8月にかけては北海道らしい過ごしやすい気候で、本州の猛暑を避けた避暑旅行先として人気が高まる。地獄谷の緑と白い噴気のコントラストが美しい季節で、観光に最適な時期のひとつ。アジアからのインバウンド旅行者も多いため、旅館の混雑が予想される週末は早めの予約が望ましい。

秋 (9〜11月)

10月から11月上旬にかけて、温泉街周辺の山が紅葉に染まる。赤・黄・橙のグラデーションと地獄谷の景観が織りなす景色は写真愛好家にも人気が高い。気温が下がるにつれて温泉の心地よさが増し、入浴後の休憩が格別に感じられる季節。積雪前の秋が登別温泉を最も楽しみやすい時期とする評判も多い。

冬 (12〜2月)

12月から3月は雪景色の中での温泉が堪能できる。白い雪に包まれた温泉街と地獄谷の噴気が織りなす雪見温泉は、登別の冬の代名詞ともいえる体験。気温はマイナス10度前後になる日もあるため防寒対策は万全に。年末年始は国内旅行者が集中するため予約が取りにくく、早めの計画が必須。

登別温泉の温泉宿を予約する

新幹線と温泉旅館のセットプランで、お得に温泉旅行を楽しもう。

JTBで温泉宿パックを見る

よくある質問

登別温泉が「温泉のデパート」と呼ばれる理由は何ですか?

登別温泉では1か所で9種類もの泉質の温泉が湧き出すことから「温泉のデパート」と呼ばれています。硫黄泉・食塩泉(塩化物泉)・酸性泉・鉄泉・硫酸塩泉・明礬泉・重曹泉・ラジウム泉・炭酸泉と、これほど多種類の泉質が同一の温泉地から湧き出す例は日本国内でも極めて珍しく、各旅館がそれぞれ異なる源泉を引いているため、宿によって異なる泉質の温泉を楽しめます。1日1万トンに達する豊富な湧出量も加わって、登別温泉ならではの多彩な温泉体験が可能です。

登別温泉の「地獄谷」はどのような場所ですか?

地獄谷は登別温泉街のすぐそばに位置する直径約450メートルの爆裂火口跡で、今もなお至る所から熱湯や蒸気が絶えず噴き出す荒々しい景観が広がっています。硫黄臭が漂い、灰色の大地から白い噴気柱が立ち上る様子はまさに「地獄」の異名にふさわしい迫力があります。遊歩道が整備されており、安全に見学できます。所要時間は30〜45分程度で、隣接する大湯沼や展望台と合わせて回ると充実した見学になります。

東京から登別温泉までの所要時間はどれくらいですか?

新幹線利用の場合、東京駅から北海道新幹線「はやぶさ」で新函館北斗駅まで約4時間、そこから特急「北斗」に乗り換えて登別駅まで約2時間、さらにバスで約15分となり、合計で約6時間30分〜7時間が目安です。飛行機の場合は羽田空港から新千歳空港まで約1時間30分のフライト後、電車・バスで登別温泉まで約1時間30分程度で、飛行機の方が移動時間を短縮できます。日帰りは距離的に現実的ではなく、1泊以上の旅行が基本となります。

登別温泉の日帰り入浴施設を教えてください。

登別温泉の日帰り入浴施設として最も利用しやすいのが「夢元さぎり湯」で、大人420円程度の手頃な料金で本格的な硫黄泉を楽しめます。大型旅館の第一滝本館も日帰り入浴プランを設けており、35種・24浴槽という圧倒的な規模の浴場を体験できます。旅館の日帰り入浴は旅館ごとに受付時間や料金が異なるため、公式サイトや電話で事前確認してから訪問することをおすすめします。温泉街から少し離れた場所にある「登別温泉 夢元さぎり湯」は地元の方も通う施設で、観光気分とともに温泉文化に触れることができます。

登別温泉は冬に訪れても楽しめますか?

冬の登別温泉は雪見温泉の情緒が格別で、最も温泉らしさを感じられる季節のひとつです。白い雪に覆われた温泉街と地獄谷から立ち上る噴気が織りなす幻想的な景観は冬ならではの美しさがあります。気温はマイナス10度前後になる日もあるため、防寒対策(ダウンコート・手袋・防寒靴)が必須です。路面の凍結があるため歩行時は滑り止めの靴が安全で、車でのアクセスはスタッドレスタイヤが必要です。年末年始や連休は旅館の予約が埋まりやすいため、早めの予約を心がけてください。

登別温泉と新千歳空港はどのようにアクセスしますか?

新千歳空港から登別温泉へは、JR千歳線・室蘭本線を乗り継いで登別駅まで特急で約60分が基本ルートです。登別駅から北海道中央バスで温泉街まで約15分で到着します。空港から温泉街まで直行バスも一部の時期に運行されており、乗り換えなしでアクセスできる場合もあります(運行スケジュールは季節によって変動するため要確認)。北海道旅行では新千歳空港を起点に登別温泉と札幌を組み合わせるルートが効率的で、登別温泉に1〜2泊してから札幌に移動するプランが人気です。

のぼりべつクマ牧場は温泉観光と組み合わせて回れますか?

のぼりべつクマ牧場は登別温泉街から徒歩圏内のロープウェイ乗り場からアクセスでき、温泉観光との組み合わせに最適な施設です。ロープウェイで山頂へ上がると北海道在来のヒグマが間近で観察でき、餌やり体験も楽しめます。滞在時間は1〜2時間が目安で、午前中にクマ牧場を見学してから旅館でランチを食べ、午後に地獄谷・大湯沼を散策するというコースが効率的です。子供連れのファミリー旅行では特に評判が高く、温泉だけでなく北海道の自然・動物体験も加わることで旅行満足度が上がります。

関連ページ