亀の井別荘
1925年創業の老舗旅館で、由布院を代表する高級旅館のひとつです。広大な敷地内に点在する茅葺き屋根の離れ客室が特徴で、それぞれの棟が独立した庭を持ち、プライベートな滞在が楽しめます。館内には陶芸、染物、木工など地元作家の工芸品を展示・販売するショップ「鍵屋」が設けられており、宿泊者以外も利用できます。由布岳を望む露天風呂と、旬の食材を活かした懐石料理が旅館の誇りです。
宿泊予約は数ヶ月前から埋まることが多く、特に紅葉シーズンと年末年始は早期予約が必須です。
金鱗湖の朝霧、湯の坪街道の賑わい、そして由布岳の雄姿。大分県を代表する温泉リゾートで、身も心もゆっくりと解きほぐしてください。
由布院温泉は、大分県由布市に位置し、標高1,583メートルの由布岳(豊後富士とも呼ばれる)を背景に広がる盆地の温泉郷です。泉源数は約800本、湧出量は全国第2位を誇り、豊かな湯量に恵まれた温泉地として知られています。 この地に温泉が開かれた歴史は古く、江戸時代から湯治場として地域の人々に親しまれてきました。しかし現在の「アートの街・由布院」としての姿が形成されたのは1970年代以降のことです。地域の旅館経営者たちが「由布院らしい観光地づくり」を自ら企画し、ドイツやスイスの農村を視察した上で「自然・文化・温泉」を三位一体とした地域づくりを推進しました。商業的な開発を抑制しながら景観を守り、音楽祭や映画祭、美術館といった文化施設を積極的に誘致したことで、都市的なリゾート開発とは一線を画す独自の温泉文化が育まれました。 由布院温泉を語る上で欠かせないのが、温泉地の中心に位置する金鱗湖です。周囲約400メートルの小さな湖ですが、湖底から温泉と淡水が湧き出しており、秋から冬の早朝には水面から幻想的な霧が立ち上る「朝霧」の光景が見られます。この朝霧は由布院を象徴する風景として広く知られ、多くの旅行者が早起きして湖畔を訪れます。 湯の坪街道は金鱗湖から由布院駅へと続く約800メートルの通りで、地元産の食材を使ったスイーツ店、工芸品のギャラリー、雑貨屋、カフェが軒を連ねます。由布院には複数の美術館や博物館も点在しており、温泉と合わせて文化的な体験を楽しめる点が他の温泉地との大きな違いです。 宿泊施設の質の高さも由布院の特徴です。全国の温泉旅館ランキングで常に上位に名を連ねる老舗旅館が数多く存在し、客室数を絞り込んだ少人数制の高級旅館が主流となっています。贅を凝らした懐石料理、充実した露天風呂、行き届いたホスピタリティにより、特に女性客や記念日旅行の需要を集めています。 四季折々の自然も由布院の魅力です。春は由布岳の山麓を彩る桜と新緑、夏は涼しい高原の気候、秋は由布岳一帯の紅葉と湯けむりの競演、冬は雪景色と温泉の対比が楽しめます。いずれの季節も独自の美しさを持ち、リピーターが多い温泉地でもあります。
弱アルカリ性単純温泉
由布院温泉の主要な泉質は単純温泉で、成分総量が薄く肌への刺激が少ないため、肌の弱い方や子どもでも安心して入浴できます。弱アルカリ性であることから、皮脂の汚れを落とす洗浄効果があり、入浴後は肌がしっとりと柔らかくなる「美人の湯」として女性から高く評価されています。
アルカリ性単純温泉(pH8.0以上)
pHが8.0を超えるアルカリ性の泉質で、肌のたんぱく質をわずかに溶かすことで肌表面をなめらかにする効果があります。「ぬめり」のある湯ざわりが特徴で、長時間入浴しても肌が乾燥しにくく、温泉上がりの肌がしっとりと保湿されます。美肌効果を求める旅行者に特に人気が高い泉質です。
【新幹線利用の場合】 東京・大阪方面からは、博多駅または小倉駅で乗り換えて由布院へアクセスします。 博多ルート: 博多駅から特急「ゆふいんの森」で由布院駅まで約2時間15分。1日3往復運行で、観光列車として内装も洗練されており車内でも旅の気分が楽しめます。なお、「ゆふいんの森」は指定席のみのため、事前予約が必要です。 小倉ルート: 博多から新幹線で小倉駅へ(約16分)。小倉から特急「ソニック」で大分駅まで約55分、大分駅からJR久大本線の特急「ゆふ」に乗り換えて由布院駅まで約1時間(合計乗り換え含め約2時間20分)。 【大分駅からのアクセス】 大分駅からJR久大本線の特急「ゆふ」または「ゆふいんの森」に乗車し、由布院駅まで約1時間。普通列車では約1時間20分です。由布院駅から金鱗湖や湯の坪街道へは徒歩15〜20分、タクシーで約5分です。 【車の場合】 大分自動車道の湯布院ICで降り、由布院中心部まで約5分です。大分市内から車で約50分の距離にあります。
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JTBで新幹線パックを見る1925年創業の老舗旅館で、由布院を代表する高級旅館のひとつです。広大な敷地内に点在する茅葺き屋根の離れ客室が特徴で、それぞれの棟が独立した庭を持ち、プライベートな滞在が楽しめます。館内には陶芸、染物、木工など地元作家の工芸品を展示・販売するショップ「鍵屋」が設けられており、宿泊者以外も利用できます。由布岳を望む露天風呂と、旬の食材を活かした懐石料理が旅館の誇りです。
宿泊予約は数ヶ月前から埋まることが多く、特に紅葉シーズンと年末年始は早期予約が必須です。
由布院温泉を代表する二大名旅館のひとつとして、国内外のメディアに度々取り上げられてきた高級旅館です。客室数を16室に絞り込み、一人ひとりの旅行者に寄り添った丁寧なもてなしを提供しています。洋室と和室を組み合わせた独自の客室スタイルと、フランス料理の技法を取り入れた創作懐石料理が特徴です。館内には絵画や工芸品が数多く展示されており、アートを愛する旅行者からも高い評価を得ています。敷地内の庭園と由布岳の眺望が宿全体の景観を彩ります。
予約は公式サイトまたは電話で受け付けています。キャンセル料が早期に発生するため、旅程が確定してからの予約をお勧めします。
由布院盆地を一望できる高台に位置する旅館で、その眺望の素晴らしさで知られています。盆地全体を見渡す露天風呂は「眺望日本一」とも評される絶景を誇り、特に秋の朝霧シーズンには雲海のような霧が盆地を満たす幻想的な光景が見られます。敷地面積が広く、複数の露天風呂と内風呂を備えており、時間によって異なる角度から由布院の自然を楽しめます。客室は和室を中心に、落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごせる造りになっています。
朝霧の観賞には10月下旬〜12月の気温が下がった翌朝が最適です。旅館のスタッフに当日の朝霧予報を確認するとよいでしょう。
古民家を改装した温かみのある旅館で、由布院の中でも比較的リーズナブルに宿泊できる宿として人気があります。庄屋(江戸時代の村役人)の邸宅をモチーフにした和風建築が特徴で、木の温もりを感じる客室と広々とした浴場が揃っています。由布院産の野菜や大分県産の食材を中心にした郷土料理が提供され、地元の味を楽しみながら温泉地の雰囲気に浸ることができます。周辺の観光スポットへのアクセスも良く、由布院散策の拠点として便利な立地です。
週末や繁忙期は早期に満室になるため、旅行日程が決まり次第の予約をお勧めします。
全室に専用の露天風呂または半露天風呂を備えた離れ形式の旅館で、完全プライベートな入浴体験が楽しめます。客室数が少なく静かな環境が保たれており、カップルや夫婦の二人旅に特に人気があります。由布岳を望む客室からの景色と、源泉かけ流しの柔らかい湯が旅館の自慢です。夕食は大分県産の豊後牛や新鮮な魚介を使った料理が部屋食で提供され、他の宿泊者を気にせずゆっくりと食事が楽しめます。由布院の中心部から少し離れた静かな立地も特徴のひとつです。
記念日や特別な旅行に利用する方が多く、アニバーサリープランなどの特別プランが用意されている場合があります。予約時に確認してみましょう。
由布院温泉地区にある温泉ホテルで、旅館形式よりも気軽な雰囲気で由布院の湯を楽しみたい旅行者に向いています。大浴場には内風呂と露天風呂が設けられており、由布岳を眺めながらの入浴が可能です。客室はシングルからツイン、和室まで多彩な種類が揃い、一人旅からグループ旅行まで対応しています。由布院駅から近い立地を活かして、徒歩で金鱗湖や湯の坪街道へのアクセスも便利です。食事は和洋のバイキング形式で、大分県産食材を中心にした料理が楽しめます。
一人旅や予算を抑えたい旅行者にとって、由布院の温泉を手軽に楽しめる選択肢です。繁忙期でも比較的予約が取りやすいため、直前での予約も可能なことがあります。
由布岳の山並みを望む静かな場所に建つ旅館で、和の情緒を大切にした落ち着いた雰囲気が特徴です。木材をふんだんに使った建築と日本庭園が調和した空間の中で、由布院の自然をゆっくりと感じながら過ごすことができます。客室は全て和室で、窓から由布岳や緑豊かな庭の景色が楽しめます。夕食には大分県産の食材を使った懐石料理が提供され、地産地消を意識した献立が季節によって変わります。源泉から引いた温泉は肌触りが柔らかく、何度でも入りたくなる質の高い湯として評判があります。
由布院の繁忙期(紅葉・連休)は早期に予約が埋まります。公式サイトから直接予約すると特典が付く場合があります。
由布院温泉の日帰り入浴施設として地元の方にも観光客にも広く利用されている施設です。内風呂と複数の露天風呂が揃い、由布岳を眺めながらゆっくりと温泉を楽しめます。タオルやバスタオルのレンタルも充実しており、手ぶらで訪れても安心です。旅館に宿泊せず日帰りで由布院を観光する際に立ち寄れる本格的な温泉施設として、由布院散策の終わりにひと風呂浴びたい旅行者から支持されています。大浴場のほかに貸切風呂もあり、家族やカップルでのプライベートな入浴にも対応しています。
週末の昼間は混雑することがあります。平日の午前中または夕方以降に訪れると比較的空いています。貸切風呂は予約制のため、事前に電話確認をお勧めします。
由布院駅に到着後、駅前から続く湯の坪街道を歩きます。地元産の食材を使ったスイーツ、工芸品のギャラリー、雑貨店などが並ぶ約800メートルの通りをゆっくりと散策しながら、旅館チェックインまでの時間を楽しみましょう。季節によっては由布岳の雄姿を眺めながら歩けます。
湯の坪街道の終点に位置する金鱗湖を訪れます。夕暮れ時の湖面は光の変化により刻々と表情を変え、由布岳のシルエットとの組み合わせが美しい景観をつくります。その後、旅館にチェックインして露天風呂と夕食の懐石料理を堪能しましょう。
由布院の旅館では、大分県産の食材を活かした懐石料理が提供されます。関さば、関あじ、豊後牛など九州を代表する食材が並ぶ夕食の後は、貸切露天風呂や大浴場でゆっくりと湯につかり、旅の疲れを癒しましょう。
秋から冬の早朝(特に気温が下がった翌日の朝)は、金鱗湖から幻想的な朝霧が立ち上ります。日の出前後の時間帯が最も霧が濃く、幻想的な光景が楽しめます。宿の朝食前に湖畔を訪れることをお勧めします。夏や気温の高い時期でも早朝の金鱗湖は静かで美しい散歩コースです。
体力に余裕のある方は、由布岳(標高1,583m)の登山に挑戦できます。正面登山口から山頂まで往復約4時間で、頂上からは由布院盆地を見下ろす絶景が広がります。登山が難しい場合は自転車を借りて盆地の田園風景を巡るサイクリングもお勧めです。
旅館をチェックアウトして、帰路の前に湯の坪街道でお土産を購入しましょう。由布院の定番土産には、ゆず胡椒、地ビール、湯布院の温泉水を使った化粧品などがあります。由布院駅から博多方面の特急を利用する場合は、事前に指定席の予約をしておくと安心です。
3月下旬から4月にかけて、由布岳の麓や湯の坪街道沿いに桜が咲き始め、温泉の湯けむりと桜の花のコントラストが楽しめます。新緑が芽吹く5月は空気が清澄で、由布岳登山に最適なシーズンです。春の金鱗湖は穏やかで、湖面に映る由布岳の姿も美しい季節です。
由布院は標高の高い盆地に位置するため、大分市内と比べて夏でも比較的涼しく過ごせます。7〜8月は緑豊かな由布岳を背景に清々しい高原の景色が広がります。由布院の夏祭りや納涼イベントも開催され、浴衣で温泉街を散策するのもおすすめです。
10月中旬から11月上旬が紅葉のピークで、由布岳の山肌が赤や黄色に染まります。この時期の朝霧と紅葉の組み合わせは由布院で最も美しい景観のひとつとされ、多くの旅行者が訪れます。紅葉シーズンは宿泊施設が埋まりやすいため、早めの予約が必要です。
冬は雪景色と温泉の組み合わせが楽しめます。由布院盆地に雪が積もった日の朝は、金鱗湖の湯けむりが一段と濃くなり、幻想的な光景が生まれます。由布岳が雪化粧した姿は「冬の由布院」を象徴する風景です。年末年始は特に混み合うため、宿泊予約は数ヶ月前からの確保が望ましいです。
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JTBで温泉宿パックを見る東京・大阪方面からは、九州新幹線または山陽新幹線で博多駅まで移動し、博多駅から特急「ゆふいんの森」(所要約2時間15分)で由布院駅に到着するルートが一般的です。また、小倉駅で新幹線を降り、特急「ソニック」で大分駅(約55分)、さらにJR久大本線の特急「ゆふ」で由布院駅(約1時間)と乗り継ぐルートもあります。由布院駅から金鱗湖や主要旅館までは徒歩15〜20分です。
由布院温泉では、旅館の日帰り入浴プランや日帰り専門の温泉施設を利用することができます。クアージュゆふいんなどの公共的な入浴施設のほか、旅館でも日帰り入浴を受け付けているところがあります。ただし旅館の日帰り入浴は時間帯が限定されていることが多いため、事前に電話で確認してから訪れることをお勧めします。入浴料は施設によって異なりますが、おおよそ800〜1,500円程度が目安です。
金鱗湖の朝霧は、気温が大きく下がった翌朝の日の出前後の時間帯(おおよそ早朝5〜7時頃)に発生しやすいです。秋から冬にかけての10月下旬〜2月が最も霧が発生しやすいシーズンで、特に前日との気温差が大きかった朝は濃い霧が出やすい傾向があります。夏場は気温差が少ないため朝霧は出にくいですが、早朝の金鱗湖は静かで美しく散策に適しています。宿泊する旅館のスタッフに翌朝の朝霧情報を尋ねてみるとよいでしょう。
由布院温泉の主な泉質は単純温泉およびアルカリ性単純温泉です。成分の刺激が少ないため肌の弱い方や子どもでも安心して入浴できます。弱アルカリ性の湯は肌の汚れを落とす作用があり、入浴後は肌がしっとりと柔らかくなる「美人の湯」として知られています。主な効能には疲労回復、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性の緩和などが挙げられます。泉源は約800本あり、各旅館がそれぞれの源泉から引湯しているため、施設によって微妙に湯の性質が異なります。
由布院温泉は年間を通じて人気が高い温泉地ですが、特に混雑するのは紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)、ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬)、年末年始、お盆期間です。これらの時期は宿泊施設が数ヶ月前から満室になることも珍しくありません。比較的空いているのは1〜2月の厳冬期や梅雨の時期(6月)です。高い旅館では予約が埋まりやすいため、旅行日程が決まったら早めの予約を心がけましょう。
由布院温泉は単純温泉で成分が穏やかなため、子どもも入浴しやすい泉質です。旅館によっては子ども向けの設備や食事プランを用意しているところもあります。観光面では、湯の坪街道のスイーツ店やお土産屋は子どもも楽しめる場所が多く、金鱗湖周辺の散策も気軽に楽しめます。ただし、由布院の高級旅館の多くは落ち着いた大人向けの雰囲気を重視しているため、小さな子ども連れの場合は宿泊予約前に旅館の子ども向け対応を事前に確認することをお勧めします。